仕事でも日常でも悩みや言い訳、不満が出てくる場面が必ずあります。
思いとは裏腹に、やりたいことはたくさんある…本業以外で収入を得たい。朝活したいけど時間がない。部屋を綺麗に保ちたいけどできない、面白い企画を立ち上げたい。独立・起業したい…うーん…
結局のところ、どうしたらいいんだよー
実はこうした悩みは言い訳アイデア発想の力があれば解決できるのです。
この記事で紹介する「言い訳アイデア発想法」を実践すると、誰でも新しいアイデアを大量に生み出すことができるようになります。
アイデアを生み出すことにセンスは不要!
アイデアがなかな浮かばない人必見。あらゆる悩みを解決できるアイデア術を解説します。
この記事を読み終えると、今抱えている悩みや、日常でのちょっとした悩み、仕事でアイデアが必要な人、0円で起業を考えている人、お金を稼ぐアイデアなど、これからやりたいことを目標に向けてアイデアの力ですぐ行動できるようになります。ぜひ実践してみてください!
才能がないとアイデア発想は難しい?
アイデアをつくり出すのに才能はいりません
アイデア出しで勘違いしやすいのは、最初から「すごいアイデア」を出そうとしないこと。「すごいアイデア」は最初から出てくるわけがないのです。
「面白くないかも」「実現は難しいよな」「バカにされるかな」「論理的ではないかも」「非常識だよな」など、そんなことは一切考えないでください。まずは常識や正論は忘れて、どんどん発想を広げることが大切です。
才能など必要なく、コツさえをつめばアイデアは簡単に出せるようになります。
まずはたくさんのアイデアを出すこと
「すごいアイデア」を生み出すには、まずは大量のアイデアを出すことに集中してみましょう。くだらないアイデアや実現不可能なアイデアでも磨けば光るもの。
最初の段階では多少「バカ」になって(笑)アイデア出しを心がけましょう。
アイデアひらめく4つのステップ
誰でも簡単!言い訳から発想するアイデアのつくり方
さっそく、言い訳アイデア発想法4つのステップを解説します。
STEP1/テーマに対し「〇〇したいけど、できない」とネガ発想
課題の設定のポイントは「〇〇ができない」ではなく「〇〇がしたいけど、できない」というネガの発想が第一ステップ。
ビジネスで大切なことは「お客様目線」。相手の目線で考えることが重要です。つまり客観視することがアイデア発想に必要不可欠。課題に対しては客観視するようにしましょう。
例えば、「ブログをはじめたい!たくさん記事を書くことができるアイデアないかな?朝の時間も有効に使いたい」と考えているのであれば、
テーマ/朝の時間も有効に使いたい
→「朝活したいのに、朝活できない」
と一つの課題に対して、分割してネガな発想に置き換えてみましょう。
STEP2/「だって〇〇だから」と言い訳する
ステップ1で「〇〇したいのにできない」と置き換えました。この「言い訳」がステップ2でカギになります。人間は不満を言うのが大の得意です(笑)不満や言い訳を書き出し、できない理由を考えるのはとても簡単。
ステップ2では、そのできない理由の言い訳を考えます。どんどん言い訳しましょう。
先ほどの例題からでたネガ発想からできない理由の言い訳をしてみます。
「朝活したいのに、朝活できない」
→だって、朝時間がないから
→だって、早く起きれないから
ここでは、とにかくできない理由を言い訳として書き連ねましょう。
内容を気にすることはありません。あれこれどんどん言い訳していくと調子が上がってきませんか??5分もやれば、相当な言い訳が並ぶはずです。それでOKです。
ステップ3へ進む準備は万端。
STEP3/「△△でもOK」「全部肯定」とポジティブに言い換える
ここではステップ2で出た不満や言い訳を反対言葉に変換します。
変換方法は簡単。すべて「肯定すること」と「△△でもOK」と言い換えていきます。
朝活の言い訳で具体的にやってみましょう。
「朝活したいのに、朝活できない」
→だって、朝時間がないから
●肯定/朝は時間がある
●でもOK/朝は時間がなくてもOK
「朝活したいのに、朝活できない」
→だって、早く起きれないから
●肯定/早く起きることができる
●でもOK/早く起きれなくてOK
できない理由を肯定するのは違和感がありますが、この後のアイデア発想のステップにつながるので、まずは割り切って変換しましょう。また、〇〇でもOKと言うとなんだか安心します。
STEP4/ポジティブ×アイデアシンキング
ここまでくると、いよいよアイデアにつながる準備は万端。
先ほどまで出てきた言葉たちを並べてみると、純粋無垢なワンちゃん「なぜなぜぽんず君」が聞いてきます。
「〇〇ってどういうこと?」「どうなると〇〇になる?」
好奇心旺盛な何も知らない子供が聞いてくると思って想像してください。客観視できるとアイデアの幅が広がります。
なぜなぜぽんず君に答えてみよう
→「朝は時間がある」ってどういうこと?
・普段7時起きを6時起きにすれば…
・朝食を簡単なものにする
→自分がどうなると「朝は時間がある」に状態になるの?
・朝活仲間と決まった時間にスペースをする
・好きな人に電話で起こしてもらえたら…笑
→「朝は時間がなくてもOK」ってどういうこと?
・通勤時間を利用した朝活をしてみる?
・朝の時間を短縮してお昼に時間を作る!
この段階までくると、この後は解決策やアイデアにつながる「だから〇〇をしてみる」というところまで導けるようになります。なぜなぜ君に答えるつもりで考えると一気にアイデアが広がりませんか?
できない理由•言い訳が全てのアイデアにつながる
これまで出てきたアイデアのプロセスを踏まえ整理します。
テーマに対してネガ発想→言い訳→ポジ変換で「肯定」と「でもOK」まで導きます。
「これってどういうこと?」という視点で考えてみると、言い訳の答えが見えてきます。例えばその時間にイヤでも参加せざるを得ない朝活サロンに参加し、朝活をするための状況を作ってしまうことや、朝活をする人向けのモーニングコールサービス事業を展開するのもニッチなサービスとして面白いかもしれません。
時間がなくてもOKという状況はどうして?という視点で考えてみると、そもそも朝活を自分の学習のために確保しているなら、分散してお昼の時間に学習する環境を作ることも、結果として自身の成長につながることになるでしょう。また、朝の時間がなくとも通勤時間などを利用して「聴く学習」に切り替えてみるなど、「どうして?」という視点に対しての答えがアイデアとして広がるようになります。
分析する視点が大切
アイデアを考える上で大切なのは「ネガティブ思考」と「他責思考」が有効です。世の中で成功しているアイデアは大抵「できない理由」「不満」「悩み」をすべて解決しているから支持されるもの。
これは分析する視点があるから。
「朝活したいのに朝活ができない」というお題に対しての「できない理由」は「どうすれば朝活できるようになるか?」という問題を分析する視点があるのです。
できない理由を並べることが得意になれば、あらゆることに対し分析する視点で物事を考えるきっかけになります。ある意味不満だらけの人の方が良いアイデアを生み出すのが得意かもしれません。笑
視点が増えるとユニークにつながる
できない理由=分析する視点は、つまり発想の幅・アイデアの質を決めるものになります。
論理的に順序立ててアイデアを組み立てるのも大切ですが、「正しい視点」のものではユニークなアイデアが生まれにくいもの。
それより思いつくままに言い訳できない理由を出しまくって「それ関係ないでしょ」っていう視点までも加え分析する視点をたくさん出した方がよりユニークなアイデア発想に繋がるんです。
課題と解決法は表裏一体ではない
例えば、これから外出するという時に「雨が降ってきた」という課題に直面した場合「歌ってみる」「大声で笑う」という解決策を考える人はいません。必ず「傘をさす」「カッパを着る」「雨が止むまで待つ」など、課題に対応した解決策を考えます。
これは当たり前の考えですよね?論理的に考えることが得意な人はこの視点が正しいと思いがちです。つまり課題と解決方法が同じ分類であるべきと考えてしまう思考です。
しかし、実は解決法は同じ分類である必要はありません。
これがユニークなアイデアを生み出す考え方。先ほどの「朝活したい」課題に対して「朝」「起きる」「時間」など同じ分類で思考を巡らせるのではなく「仲間」「芸能人」など全く違う視点を持ってくることで解決することも可能なのです。
6W2Hの掛け合わせがアイデアを生み出す
アイデアに詰まったら、無関係のものを掛け合わせると思わぬ発想に出会うことができます。6W2Hのフレームに対して掛け合わせてみるとさらに発想が広がるようになります。
アイデアが浮かばない時の最強メソッド。オズボーンのチェックリストについても勉強しましょう。こちらの記事をご覧ください。
まとめ
最後におさらいです。
●はじめからすごいアイデアを出そうとしない
●まずはたくさんのアイデアを出してみる
●テーマに対し、ネガ発想→言い訳→ポジ発想→どうしてそうなる?と問いかける
●なぜなぜ?と聞いてくる子供に答えるように考えてみる
●できない理由はユニークな発想につながる
ブログをやりたい、副業で稼ぎたい、起業したいなど、あなたが思う悩みに対してアイデアを導き出したいなら、この言い訳から発想するアイデア術を活用してみてください。
世の中は大抵お悩みだらけで不満だらけ。普段から言い訳や不満はたくさんあります。僕もあります(笑)。この負の思考をアイデアに転換できるなら仕事ももっと楽しくなると思います。どんどん不満をぶつけアイデアに転換してきましょう〜
以上が言い訳から導くアイデア発想術でした。
アイデアのスイッチを入れる方法も記事にまとめてます。ぜひこちらの記事もお読みください!
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ちょっと待って!普段から言い訳だらけのあなた!もしかしたらアイデアマンかもしれませんよ〜