新しいことにチャレンジしたい。小規模ビジネスで成功したい。けど、アイデアがなかなか浮かばない…そんな方々のために発想力を鍛えるコツをまとめました。
湯水のように湧き出る方法があるんだよ〜
次々アイデアが湧き出るオズボーンのチェックリスト。とっつきにくいイメージがあるかもしれませんが、発想力を鍛えれば仕事にもつながります。また、ちょっとしたお悩みが出てきたとしても、このオズボーンのチェックリストで誰でもアイデアマンになれます。
\ この記事読むと身につくコト /
・新しいアイデアを効率よく生み出す力がつく
・短時間でアイデアを量産できるようになる
・無理やりアイデアをひねり出せる力がつく
様々なビジネスに多く取り入られている発想法です。この記事ではイメージしやすいようにあらゆるシーンでも必ず活用できるよう、アイデア例も加えてもう少し詳細をご紹介します。
✔︎ アイデア発想法決定版!オズボーンのチェックリストとは?
最強のアイデア発想法9つのアプローチ
一つのテーマに対して、複数の人が、自由に意見を出し合う事で、新しい発想や問題の解決方法を導き出す手法ブレーンストーミングを考案したアレックス・F・オズボーン氏によって考案されたアイデア発想法です。
ゼロからアイデアを考えるのは困難なもの。
ゼロからアイデアを生み出すのは不可能も同然。ただ、あるものに掛け合わせて新しい〇〇を考えたり、問題解決のアプローチができる優れたこの9つの発想法に課題をぶつければ、たとえ無の状態からでもアイデアにつながります。では早速見てみましょう。
転用/Put to other uses
商品はそのままで他に活躍できる分野や領域はないか?新しい使い道はないか? 改善・改良したら?など別のものに転用する切り口です。古くなった美術館の転用アイデアは、古くなった古民家をカフェにするなど、イメージをそのままに別の分野で活かす転用アイデアの典型です。
形や見た目はそのままに、意味をずらし特徴を変化させて考えてみよう
応用/Adapt
高級で金銭的に敷居が高いイメージのフレンチレストラン。フレンチをもっとカジュアルに楽しんでほしい応用策として有名な「俺のフレンチ」。結果的に若い客層の利用が増え大成功しています。立ち食いスタイルにすることで入店客の回転率が高いのも、立ち食いそばからの応用かもしれません。
もしかしたら、この特徴はあの●●に使えるかも…という視点で客観視してみよう
③ 変更/Modify
昔はそこに山があるから、登山は男のロマンという時代もありましたが、アウトドアブームの延長上にある登山ファッションをカジュアルでおしゃれなものに変更し、女性でも楽しめる!で話題を作った山ガール。ただのチョコレートのお菓子を、ネーミングに引っ掛けて「お守り」としてプロモーションをしたキットカット。今や受験生や、その受験生を応援するお菓子としては定番となりました。
「当たり前」と思うことを変えてみたら…という視点で考えてみよう
拡大/Magnify
セカンドカーとしての位置付けが強い軽自動車も、車内スペースを拡大し収納を十分に確保できれば立派なファミリーカーと戦えます。拡大するのはスペースだけではなく、時間軸で考えると24時間映画館も時間を拡大する上に、ターゲット層を拡大するダブルミーニングのアイデアと言えるでしょう。
元々小さいものを仮に大きくしたら、時間を長くしたら…というイメージを
縮小/Minify
スーパーなどで売られている惣菜は家族向けの量が多かった。そう、買い物に来る客層は主婦が多いからです。「惣菜の量が多い」「余らせてしまう」という声から、コンビニ各社では、一人暮らしや女性用にボリュームを減らして販売する「一人暮らし用惣菜」が当たり前になってきました。これも縮小のアイデアです。
小さく・軽くなって便利になるかも…という視点で物事を見てみよう
引用/Substitute
ダイエットの業界では「代用」のアイデアが多いかもしれません。ご飯の代わりにりんご、オートミール、麺の代わりに春雨。「カロリーが少ない?=痩せる」という構図から今あるものよりダイエット効果があるものに代用するとあっという間に火がつきますよね。ゴルフでもより早いスイングを求めるため、シャフトをカーボンにし軽量化することでスチール製からカーボンへ代用し、今では当たり前になっています。
〇〇の代わりに●●を使うなど、素材やアプローチを他のものに置き換えてみよう
置換/Rearrange
最近のレジでも、スタッフがお釣りを渡すのではなく、あらかじめレジにお金を入れてお釣りが出てくるシステムに置き換えられてますよね。飲食店の券売機と一緒で労働を機械に置き換えて人件費を削減するアイデアです。
「〇〇に成り代わるのは●●」に当てはめて考えてみよう
逆転/Reverse
フリクションボールペンは逆転の発想で有名です。消えないインクを使うことが最大の特徴だったものを、「消えない」事実をネガに捉えて、逆に「消えるならもっと便利」という逆転の発想。この発想は日常でもよくあります。こうだったらな、こうならいいなは自分の思っていることのだいたい逆の発想だったりします。
日常的に捉えてる「こうだったらいいな」で考えてみよう
結合/Combine
世の中には掛け合わせアイデアが溢れています。自分の好きなものと好きなもの、便利なものと大きいもの、歩くことと好きなこと、食べることと成長できるもの…などなど組み合わせて考えてみるだけで面白いアイデアが浮かぶかもしれません。
今、目の前に見える2つを掛け合わせてみたらどうなるか?を考えてみよう
まとめ
アイデア発想は、ちょっとした切り口さえあればどんどん浮かぶようになります。オズボーンのチェックリストは、その切り口を示したアイデアスイッチのようなもの。新しいことにチャレンジしたい方や小規模ビジネスを考えている方はぜひやってみてください!
よりアイデアを考えるためには、習慣化することが非常に有効です。アイデア発想習慣化のコツについてはこちらをご覧ください。
アイデアってそもそもどうやって考えたらいいんだろ