アイデア発想力は世の中を面白くする…。
なぜ学校では教えてくれないのだろうと、まーるは常日頃思っているのです。ぽんずも同じことを考えているようで…
新しいことも、困ったこともアイデアがあれば解決できるんだよね
楽しくアイデアを生み出す方法はないの??
あるんです!
子供の頃からアイデア発想法やアイデアの考え方、アイデアの生み出し方が身についていれば、大人になってからたくさんの面白いことに挑戦しているのでは…。
この記事では、アイデア発想法が面白くなる、考えることが楽しくなるアイデアの生み出し方をご紹介します。
\ この記事でわかること /
・子供達の発想力を鍛えるきっかけがつくれる
・たくさんのアイデア法で楽しくアイデア発想ができるようになる
・ビジネスに活用して企画アイデアにつながるスキルが身につく
ちょっとしたコツさえつかめば誰でもアイデアマンになれます。そんなアイデアの生み出し方を5つ紹介するよ!
今回の記事は小学生でもわかるように難しい言葉を使わず書いています。
学校でも「発想力」を身につける授業を取り入れて欲しい想いで、全国の子供達へ広がるよう記事にまとめました。ぜひ先生方のご意見も頂戴できれば嬉しいです。
関係ないものを組み合わせる「なんでも掛け算法」
アイデア発想法の基本はこれ!
アイデアは自分の記憶や経験からしか生まれないもの。
自分の全く知らないことをアイデアするのは難しいですよね。アイデアを考えている時は周りの情報や意見などに流され、考える幅が狭くなってしまいがち。
しかし、何かしらの刺激を外から受けることで、自分の記憶や経験から思いがけないアイデアを生み出すことができます。
それが「なんでも掛け算法」です。
どんな言葉でもいいから思い浮かべて、お題に対して掛け算をしてみよう
自慢のイチゴを販売したい
というお題があったとします。あなたが見つけた言葉を掛け算してみましょう。
例えばTシャツ。イチゴにTシャツを掛け算するとどんなことが想像できますか?
※ECサイト…Electronic Commerce(エレクトロニック コマース)電子商取引の頭文字をとった略。簡単に言うとインターネットで買い物ができるwebサイトのこと
●イチゴTシャツを一緒に販売しちゃう
●実際に着てお店の前で写真を撮影→その場でイチゴ3つサービス
●ハッシュタグをつけインスタグラムに投稿するとイチゴ1パックサービス
●TシャツはECサイト(ホームページ)で販売
イチゴ×写真集の掛け算ならどうでしょう?
●生産者やイチゴ、食べにきてくれた人を撮影して写真集にして販売
●イチゴをモデルのように撮影して写真集を作る
●イチゴと過ごす生産者の一日を記事と一緒に写真でまとめる
などなど、写真集からモデルや生産者と連想が広がり、イチゴ×モデルやイチゴ×生産者なんてなんでも掛け算法に広がりました。
このなんでも掛け算法は、全く関係のない要素を掛け合わせるだけで色々とアイデアの幅が広がる発想法なのです。
他の言葉も掛け算してイチゴを販売するための面白いアイデアを広げてみよう〜!
連想してアイデアを生み出す「アイデア花火マップ」
連想は発想力を鍛えるのに最適
1つの要素から枝分かれしていくように、要素を連鎖的に増やしていく発想法です。
特に1つの問題を掘り下げていく際に非常に有効な方法です。初めから枝は4本と決めて制限をかけると効果が出やすくなります。
例えば、「りんごをもっと若い女性に食べて欲しい」というお題があったとします。この言葉から連想したワードをたくさん書き出してみましょう。
花火のように言葉から言葉へ、とにかく連想連想で思い浮かぶものをどんどん繋げていきましょう。まるでしりとりのように言葉をたくさん繋いでください。
●女の子のイメージ、ほっぺ、秋のスイーツアップルパイ?
●色が赤、白とよく合う→紅白はめでたい→幸せスイーツ?
●カタチが可愛い、丸い→まるごとなら見た目にインパクト大?
というワードが連想できました。この言葉を掛け合わせてコンセプトを導いてみます。
という商品を考えてみてはどうでしょう。パッケージは赤と白を基調とし、女の子のイラストで可愛らしくデザイン。
「秋をまるごと食べる幸せ。りんごまるごとアップルパイ」とすれば、可愛いパッケージとりんごがまるごと入ったインパクト大のアップルパイは、ついついインスタに投稿したりなど、若い女性に話題になるかもしれません。
一つのお題からたくさんの言葉を連想することで深掘りができアイデア。アイデアのタネを生み出すにはとても効果的な発想法です。
当たり前、その逆を考える「逆転発想法」
その逆にはアイデアがある
企画やアイデアは常に「なぜ?」と疑問を持つことから発想しますが、当たり前のことや正しいとされることを疑うことで新しい切り口の発想ができるようになります。
当たり前に思う、誰もが疑わないことをひっくり返して考えてみるのが「逆転発想法」。あるお題に対して出来てきた常識的な要素を書き出し、その逆を考えてみる発想法です。
企画やアイデアなど一捻り欲しい時だけでなく、普段の生活の中でも「当たり前のこと」のその逆を考えてみると発想を鍛えることができます。
現状で考えられる「常識」とされる情報をたくさん書き出し、矢印で繋いでひっくり返してみる。普段の生活でも「当たり前」をひっくり返してみると、思いもかけないアイデアが生まれることでしょう。
例えば、「本は読むもの」という当たり前に思えることも、「本は聴くもの」という逆の発想でまったく新しいサービスとして展開しているAmazonオーディブルサービスが有名。
本は持ち歩き読むものという当たり前のことを、音声デジタルデータとしてスマホで持ち歩く、かつプロのナレーターが朗読した本をアプリで聴けるサービスです。
このサービスは、本を読むことにちょっとした悩みを抱えている人に対し、その悩みを解消する発想で満足なものへと進化させてます。
Amazonオーディブルがオススメ3つの理由
●通勤中や休憩中など聴くことで時間を有効に使える「ながら」読書が可能
●デジタル本なので何冊も持ち運べる
●倍速で再生すると1冊を3〜4時間で読める
オーディブルがあれば、移動時間や待ち時間でもスマホで簡単に読書ができます。つまり読書を習慣化できる。こうすることで毎日読書が続けられ習慣化につながります。
読書が苦手な方でも今なら2ヶ月間無料でお試しできます。無料体験後は月々1,500円。いつでも退会できるので、時間を有効に使い知識を高めたい方はぜひ一度試してみてください!
モノが喋り出したらなんて言う?「もしも発想法」
もしも…で考える発想アイデア
もし、 クレヨンが喋ったら。バスケットボールは何を考えてる?ひまわりが一斉に歌い出したら…皆さんはどんなことを想像しますか?
人に例える擬人化という発想アイデアは「自分に置き換えて考える」発想法です。広告の表現でもよく用いられる手法。
例えばバスケットボール。昼休みは子供達と元気いっぱい弾んでますが、片付け忘れたバスケットボールが体育館にポツンとあったら、このバスケットボールはどんな気持ちになると思いますか?
そのものが置かれている状況を深掘りして、自分に置き換えて考えてみると色々な言葉が浮かぶのではないでしょうか?
さて、ここで問題。もし地球が喋り出したら私たちに何と問いかけるでしょう。
世界平和?環境問題?私たち人間に言いたいことがある?地震が起こるのはもしかしたら私たち人間に何か怒っているのかもしれませんね。急に意味深…。
なぞかけでアイデアひらめく「なぞかけ発想法」
落語家は実はアイデアマン
笑点でもお馴染み、落語家さんが得意なイメージがある「なぞかけ」。
「〇〇とかけて□□と解く、その心は▲▲である」という一見〇〇と□□という無関係な言葉が、実は〇〇と□□の共通点▲▲を表す言葉遊び。
実はアイデアというのは様々な情報をつなぎ合わせてできるものであり、なぞかけはまさにこのつなぎ合わせのアイデア発想言葉遊びと言っても良いでしょう。
では、なぞかけの仕組みをご紹介します。
仕組みがわかればあとは実践です。連想と置き換えで組み合わせるアイデア発想のトレーニングになるのでぜひ挑戦してみてください。お後がよろしいようで。
まとめ
たくさんの記憶の中から色々なものをつなぎ合わせたり、一つの言葉をひっくり返したり、もしも…と仮定してみたりと、アプローチの仕方を理解していればたくさんのアイデアに出会うことができます。
アイデアは、思いつくものではなく創意工夫で作り上げるもの。練習すればどんどん出せるようになります。ビジネスの場面でも、発想力を生かし様々な事業のアイデア発想に役立ててください。
また、小さな頃から発想力を身につければ、世の中がもっとよくなるアイデアが子供たちから生まれるかもしれません。小学校でも発想力を身につける授業を取り入れて欲しいと強く思ってます。
アイデア発想の切り口は他にもあります。オズボーンのチェックリストに乗せてアイデア切り口を探してみると瞬時にアイデアが湧き出ること間違いなし。よかったらご覧ください!
面白いアイデアを考えようとしてるけど、どうもやり方がわからないナ…